導入事例Synology Case Study

地上波基幹局がBCP対策としてSynology NASを活用
福岡本社と東京支社で効率的な遠隔バックアップを実現

株式会社福岡放送(FBS福岡放送) 導入事例

2020年11月取材

導入前の課題

  • ・効率的な遠隔バックアップ運用
  • ・ランサムウェア対策の強化
  • ・BCPコストの削減

導入システム

  • ・RackStation RS820RP+ ×2

導入メリット

  • ・導入・運用コストの大幅な削減
  • ・強固なランサムウェア対策
  • ・一元的なデータ保全の実現

「Synology NASが提供するスナップショットレプリケーションは、ランサムウェア対策としてはもちろん、導入コストの削減だけでなく、管理工数の大幅な削減に役立っています」

技術局 IT推進部 部長
中山 祐二氏

ニュース・番組制作・事業で地域に密着した活動を展開

九州地方の行政や経済の中心地・福岡市に本社を置くFBS福岡放送が開局したのは1969年。以来、日本テレビ系列の九州における基幹局として、『すべては視聴者とともに』を信条に掲げて、ニュース・番組制作・事業などの各分野において地域に密着した活動を展開している。特にニュース報道については、地域に密着した正確でわかりやすい迅速なニュース報道をモットーに、開局以来、その充実に力を注いできた。その一例が、月曜日から金曜日の夕方に生放送している「めんたいワイド」。地域に密着した暮らしに役立つ情報番組として長年親しまれ、FBSの看板番組になっている。

また地元チームであるプロ野球・福岡ソフトバンクホークスやサッカーJリーグ・アビスパ福岡戦などのスポーツ中継、地元スポーツの話題満載の「夢空間スポーツ」などのスポーツ番組は、スポーツファンの評価も高い。そのほか「24時間テレビ 愛は地球を救う」「全国高等学校サッカー選手権大会」といった多彩なイベントにも携わり、地域のスポーツ・文化の育成振興にも大いに力を注いでいる。

福岡・東京の相互バックアップに2台のSynology NASを採用

地上波局の放送用データは、クローズド環境の運用で高度なセキュリティを保つことが一般的だ。一方でIT普及に伴い、放送局は業務関連の多様なデータの管理が求められるようになった。株式会社福岡放送でも多くのファイルサーバーを立て、番組制作用の素材データをはじめとする多様なデータの管理と共有を図っている。こうした中、課題として浮上したのが、BCPの観点に基づくデータ管理の全面的な見直しだった。技術局 IT推進部 部長の中山 祐二氏はこう振り返る。

「基幹システムや経理、人事給与データは、福岡本社と東京支社間で相互バックアップを取ってきましたが、サーバーが分散していることもあり、必要なファイルが一部バックアップされていない状況がありました。またランサムウェアなどのサイバー攻撃からデータを守る仕組みについても見直したいと考えました。これまで運用してきた専用ソリューションの利用コストが高額であったことに加え、管理の手間が生じていたことがその理由でした」

複数のI T パートナーの提案を検討する中で同社が注目したのが、リコージャパンが提案したSynology NASのスナップショットレプリケーション機能を活用したソリューションだった。

「Synology NASは以前から映像素材の管理などに利用してきましたが、特にWebブラウザで一元管理できる特長を高く評価しています。今回の自然災害対策とランサムウェア対策を一元的に行うという提案もSynology NASであればうまくいくだろうと判断しました」

またBCPという観点では、Windows OSではないことも高く評価したポイントだったという。

「アイディアを捻ってSynology NASを活用し、新たな価値を視聴者に提供したい」と今後の目標を話してくれた。
「アイディアを捻ってSynology NASを活用し、新たな価値を視聴者に提供したい」と今後の目標を話してくれた。

ウイルスチェックやファイアウォールもSynology NASの標準機能で対応

福岡本社と東京支社に設置した2台のRS820RP+によるスナップショットレプリケーションを開始するにあたり、同社はバックアップを行うファイルや管理世代数、そして本社・支社間の回線容量について再検討を進めた。特に力を入れたのはバックアップを必要とするファイルの精査で、始業時間までにバックアップ終了する容量を前提に全面的に見直したという。

2020年9月から運用を開始した2台のSynology NASによる相互レプリケーションの効果としてまず挙げられるのが導入コストの大幅な削減だ。

「Windows系ファイルサーバーと比較すると、スナップショットレプリケーションが標準機能として備わるため、かなり大きなコストメリットがありました。また管理者としては、サーバー本体とレプリケーションソフトを個別に面倒を見る必要がなくなった点もメリットです。今回の移行は、ウイルスチェックやファイアウォールもSynologyNASの標準機能で対応しています。数字には表れにくい部分ですが、Webブラウザベースの一元管理の実現により、管理工数が省力化できた効果もかなり大きいと思います」と中山氏は満足げに言葉をまとめた。

株式会社福岡放送(FBS福岡放送)
株式会社福岡放送(FBS福岡放送)
1969年、日本テレビ系列の九州における基幹局として開局。地域に密着した活動を展開している。
http://www.fbs.co.jp/company/

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